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即戦力のOracle管理術

「あうふさん、ヤマトさんから宅急便が来たみたいですよ」、「ん?何それ?俺に???」というのが5月末日のある日の出来事でした。私はコンビニ弁当を食べていたので「なんだろ、めんどくせーなー。最近会社に配送されるものなんてないはずなんだけどなぁ」と思っていたら、それを察したできる後輩が「私が受け取ってきましょうか」と言ってくれたので「よろしくー」とお願いしました。持ってきてくれて見てみると送付元が技術評論社になっています。「日経さんならまだしも知り合いいないしなあー」と思っ開けてみると「即戦力Oracle管理術」という本が入ってます。「あー随分前に小田さんと飲んだ時に話したこの本出たんだ。おー!近藤くんも立派になったもんだ」と思いながら本を開きました。

即戦力のOracle管理術


いきなりですがこの本はべた褒めできるほどの出来ではないと思いました。先日出版された絵で見てわかるOracle設計と比べるとちょっともの足らない感じがします。問題は2つあるのですが、その前に良かったところを紹介します。

良かったのは第4章でトラブルの予防と対応が書かれています。ここに着目した本はあまり無いと思います。特にケースごとに書かれている部分もあり内容も書き方も面白いと思います。私も自分のプロジェクトで同じようなまとめ方をして苦労したので面白いと思いました。本の構成もあるのでしょうが、もっと書いて欲しい内容です。極端なことを言えば、この内容だけの本で良かったと思います。

さて、逆に良くないところですが一つ目は本のターゲットと目次がよくわからないところです。一つ一つの内容は非常にいいものも多いのですが、この本で何を言いたいのかが伝わってきません。読者ターゲットって誰だ?というのがイメージできませんでした。私なら思い切って、運用のべからず集や、ORAエラーの逆引き解説、運用を大切にしたシステムのベストプラクティスなど、直感的にわかる書き方にします。そういう切り口で運用を語れば面白いと思います。この本の構成を考えた時に誰に読んで欲しい本なのかをもっと明確にすべきだったと思います。一応裏表紙にも書いてありますが曖昧だと思います。。。

二つ目は、本の視点がオラクルコンサルタントとしての視点になってしまっています。システムの利用者目線ではありません。オラクルの人間かオラクルが大好きなDBAにはいい本かもしれませんが、恐らく読んで欲しい人はそういう人ではないと思います。ほんの少しの違いなんでかなりもったいないです。

とはいえ、書いているコンサルタントが日々全力で仕事しているのも目に浮かぶし、それらのノウハウがまとめられているのもわかるので、なんとも歯がゆい気持ちで読みました。

最後に、本を発売前に頂いておきながらこんな記載になってしまい申し訳ありません。正直どうするかかなり悩みましたが、私の率直な感想をあえて記載させて頂きました。
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